職務内容
政府は、デジタル社会における国民や企業の利便性向上のため、マイナンバーカードの普及と各種サービスとの連携に代表される様々な施策に取り組んでいます。これらの取り組みについて、現状課題の把握、目標達成までの計画作り、機動的な施策立案に向けて、各省庁における足元のKGI、KPI、先の見通しをデジタル庁に集約し、政策運営の羅針盤となるデータダッシュボード作成を進めています。
アナリティクスエンジニアは、データアナリストを始めとした各関係者と協働し、種々のデータ活用を支えるためのデータパイプラインの構築と運用、BIツールの整備、ダッシュボードの開発などを行う役割を担います。
政府内に点在する多種多様な形式データを扱いやすくことで価値を作るため、案件ごとに柔軟な対応が求められるとともに、データの利用者との密な協調と伴走の姿勢が求められます。
具体的な職務内容のイメージは以下の通りです。
・データマートやデータウェアハウスのデータ設計・構築・運用
・CSVやExcelを含む、様々な形式のデータをインポートする運用とインターフェースの構築
・庁内でのBIツールの利用ルールの制定・浸透、必要な環境の整備
・各種ドキュメントやガイドラインなどの作成・整備
・データの信頼性のチェックや監視の基準および仕組みの構築
求める人材
必須スキル
・多様なステークホルダーと粘り強く協働できる高いコミュニケーション能力
・ダッシュボードツールの利用・運用経験
・Excelなど機械判読性の低いデータソースの加工およびクリーニングに関わる開発経験
・sqlを用いた、データ分析/活用の基盤としてのデータマートの設計・開発・運用経験
・データの正確性・品質・保守運用の担保に対する強い責任感
歓迎スキル
・チームマネジメントやプロジェクトリードなどの経験
・ソフトウェアエンジニアとしての社内ツールなどの開発経験
・BigQueryを始めとしたGCP環境での開発経験
・ダッシュボードの品質確保に関わる開発・運用経験
・dbt (data build tool) の利用経験
求める人物像
・デジタル庁が掲げるミッション、ビジョン、バリューへの強い共感
・社会全体のデジタル化に向けて、業務を人任せにせず、当事者意識をもって課題を解決していくマインド
・「全体の奉仕者」たる国家公務員に求められる高い倫理観