職務内容
内閣府政策統括官(防災担当)は、関係省庁と緊密に連携を図りながら、災害の予防、応急、復旧・復興対策に努め、災害に強い国づくりを推進するとともに、これまでの災害から得られた経験と知見を活かして、世界各国における防災の取組強化に貢献しています。
特に、2015 年の第3回国連防災世界会議において採択された「仙台防災枠組2015-2030」が推進の折り返し時期を迎え、2023 年5月に開催された国連ハイレベル会合において、「仙台防災枠組中間レビュー」が行われたことを踏まえ、同枠組後半期における世界各国の防災の取組への我が国の経験等の一層の反映と、ポスト仙台防災枠組も見据えた国際的な発信力のさらなる強化が必要です。
このため、今回募集する方には、以下の業務を担っていただきます。
(1)仙台防災枠組の推進に関する国連防災機関(UNDRR)等との調整
(2)国際協力機構(JICA)、アジア防災センター(ADRC)等と連携した発展途上国の人材育成、二国間及び多国間の協議を通じた能力向上への支援
(3)我が国の民間企業等が有する防災技術の海外展開を促進するためのセミナー等の実施
求める人材
以下の(1)から(4)までのすべてに該当する方
(1)大学卒業以上の学歴又はこれと同程度以上の学力を有すると認められる者
(2)国際機関、国際援助機関又はこれらと同等の機関・団体において 20 年程度以上の実務に従事し、途上国支援等の経験と実績及び十分な英語力を有する者
(3)防災、気候変動、人道支援等の分野において5年以上の実務の経験と実績を有する者
(4)任期の始期から終期にわたり、継続して勤務が可能な者