消費者庁・係長級（任期付・食品表示調査官）

消費者庁食品表示課では、平成27年4月に施行された食品表示法(平成25年法律第70号)及び健康増進法(平成14年法律第103号)等に基づく表示基準に関することを所掌している。

食品表示法に基づく食品表示基準に定められた栄養成分表示については、令和2年4月1日に新基準に完全移行し、栄養成分表示は義務化され、その制度について消費者・事業者に対しての普及啓発を行い、理解促進を図っている。

また、栄養成分表示、保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品)等については、各種調査事業の実施等制度の企画・運用を行っており、食品表示制度創設時の残された課題や調査事業等による検証結果を踏まえ、運用改善を進めているところである。

今回募集する職員は、栄養成分表示・保健機能食品等に関する食品表示調査官(係長級)として、食品表示課保健表示室長及び担当補佐等を支えながら、制度運用に当たっての詳細な企画立案や関係者との調整事務を行うこととしている。

次のア～ウのすべてに該当する者(年齢不問)

ア 食品学、栄養学、公衆衛生学、生化学、農芸化学、医学、歯学、薬学、獣医学のいずれかの課程を修めて卒業した者

イ 社会人としての栄養又は公衆衛生分野に関する勤務経験(博士課程の期間も含む。)を9年以上有する者

ウ 国内外の学術論文や行政機関の公表資料等を収集、精査できる能力を有すること