職務内容
採用後は、地球環境局総務課気候変動適応室に配属となり、ロス&ダメージ(気候変動の悪影響に伴う損失及び損害)に関する業務として、具体的には以下の①から④に関する業務に従事します。
① 国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)やその他の気候変動に関する国際枠組みにおける会議への出席、対処方針、提出文書、記録、説明資料等の作成及び関係者との調整(主にロス&ダメージに関する議題を担当する。)
② ロス&ダメージに関連する多国間枠組みや国際機関等(世界気象機関(WMO)、国連防災機関(UNDRR)等)との連携(関係機関との調整、合同でのイベント開催、会議出席等)
③ 日本のロス&ダメージに係る途上国への支援に関する業務(早期警戒システムに関する官民連携イニシアティブの運営、説明資料作成、国内外の関係者との調整等を含む。)
④ その他気候変動適応室が所管する業務
求める人材
以下の①から④を満たす者。
① 気候変動に関する興味関心を有すること(科学的、専門的知識(社会科学・人文科学・理工学の分野を含む)があることが望ましい)。
② 大学卒業又はこれと同等の学歴を有し、一定以上の英語力(文書作成能力及び口頭での交渉・調整能力。TOEIC800点以上が目安。)を有すること
③ 大学卒業後7年以上の業務経験又は同等程度の業務経験を有し、以下の実務経験のいずれかに該当すること。
a.環境分野や途上国支援分野における国際機関において概ね3年以上の実務経験を有すること(国連、JICA、WWF等の途上国支援を担う組織における実務経験を有することが望ましい)
b.民間企業や研究機関等において途上国における環境分野での技術支援や協力等に関する概ね4年以上の実務経験を有すること。
c.a及びbの経歴を通算して4年以上従事した実務経験を有する場合も可とする。
④ 心身ともに健康で、任期中、継続して勤務が可能なこと。