経済産業省・管理職級職員（任期付き、商務・サービスグループ）

・商品デリバティブ取引が「価格変動のリスクヘッジ」「公正な価格指標の形成」といった産業インフラとしての経済機能を発揮するため、商品取引所・商品取引清算機関等の監督や市場監視等の適切な実施を通じて、公正かつ効率的で透明性の高い商品市場の維持・発展を図る。

・近年の電力やLNG等のエネルギー価格の高騰による事業者の価格リスクヘッジニーズの高まり等を踏まえて、石油・電力及びLNGといったエネルギー関連デリバティブ取引の流動性や取引参加者の拡大に向けた課題抽出、必要な制度等の企画立案・調整を進める。

・世界的な金融市場及びエネルギー市場の動きを踏まえて、外国取引所を含む商品市場全体の在り方、市場活性化に向けた戦略等について関係省庁（金融庁、農水省等）や市場関係者・事業者等とのコミュニケーションやマネジメントを行う。

・経済産業省について、民間の経済活力の向上・国際的な産業競争力の強化・資源エネルギーの安定供給というミッションを理解した上で、経済産業省の行政官として、関係省庁や市場関係者・事業者等多様なプレイヤーとのコミュニケーションを通じて必要な課題設定を行い、その課題対応の企画・調整等に向けて適切なチームマネジメントを行うこと。

・市場メカニズムの活用によって事業者のリスク管理を可能とする商品デリバティブ取引を中心に「金融市場」や「エネルギー市場」に興味・関心を有していること。

・金融市場及びエネルギー市場のメカニズムに関する理論や知見を活用して、公正な商品デリバティブ取引の在り方等の企画・調整、必要となる施策等の実行力を有すること。