職務内容
我が国では近年、豪雨、台風、地震等の災害が頻発していることに加え、特に東日本大震災以降、防災に関する関心や意識が国民の間で高くなっていた中で、本年1月1日に石川県能登半島で発生した地震により、広報の重要性の認識が一層高まっている状況にあります。
厚生労働省における災害対応・健康危機管理等に対する広報業務を更に推進するため、以下のような業務を担う民間の人材を新たに募集いたします。
(1) 災害対応・健康危機管理における広報戦略の構築に関すること
豪雨、台風、地震等の災害や、新興感染症、テロ等の健康危機事案が発生した場合の広報の在り方等について、広報戦略の検討、構築に関する作業を行う。
(2)平時における災害対応・健康危機管理対応等について、我が国の状況の広報に関すること
有事の場合だけでなく、平時においても、災害対応や健康危機管理対応等について、国民の方々により知識等を高めてもらうことが重要であるため、平時における広報の在り方等の検討に関する作業を行う。
(3) 災害対応、健康危機管理対応等の海外発信に関すること
有事発生の際、国内だけでなく、海外に迅速かつ正確な情報発信を行う必要性から、海外への情報発信に関する基本的な手法・考え方を確立する。
(4) 地方自治体、在外公館、関係部局、関係省庁との災害対応、健康危機管理等についての広報の連絡調整に関すること
(5) 災害対応、健康危機管理における国民感情、世論のモニタリングに関すること
厚生労働省の災害対応、健康危機管理対応に対し、国民がどう考えているか等についての調査について、実施方法を含め検討。
(6) 災害対応、健康危機管理に関する広報研修・訓練の実施に関すること
災害や健康危機管理の際、関係する部局(医療・健康・福祉部局等)に対する広報に関する研修、訓練等の手法の検討、実施の際の運営等を実施