職務内容
プロジェクトは、おおむね3~5年かけて以下のような流れで実施します。
(1)相手国のニーズの把握(相手国の国防・軍関係者、関係省庁や大使館等から得た情報を収集・整理、分析)
(2)ニーズに合わせたプロジェクトの企画・計画立案(自衛隊の部隊の持つ技術や経験など省内リソースの把握・調整、効果の検討など)
(3)相手国とのプロジェクト内容の調整・交渉
(4)プロジェクトの実施・管理(相手国、または日本国内)
(5)実施プロジェクトのレビューと総括
配属後は、既存の事業のサポートをしていただきつつ、新規のプロジェクト立ち上げに向け、上記業務内容をリードして頂きます。
なお、業務においては、自衛隊の幕僚監部(部隊の活動に必要な各種計画の策定等を行う組織)を含む省内関係組織との連携を中心に、外務省や在外大使館、国内外の関係機関とも連携します。
プロジェクトを通じて日本とインド太平洋地域諸国との関係深化に関わり、日本のみならず地域の安全保障に貢献することは防衛省で働く大きな醍醐味です。また将来のキャリアステップにおける付加価値も得ていただけると思います。
求める人材
(1)組織内外のステークホルダーと広く連携しながら、企画立案、事業実施・管理推進を行なった経験(プロジェクトマネジメント経験)があること
(2)海外の政府機関や企業等と連携した調整、交渉業務を行なった経験があること
(3)ビジネスレベルの英語力を有する者
(4)大学卒業又は同等以上の学力を有する者
(開発協力、公共政策、国際関係等に関する学位や職務経験を有していることが望ましい。また、英語以外の言語能力も内容により評価する。)
(5)民間企業、官公庁、国際機関等において、正社員・正職員又はそれに準ずる職務経験が令和6年9月1日現在で通算4年以上となる者