原子力規制委員会・技術参与（研究炉等審査部門）

職員の一員として、技術的・専門的な知識と経験を踏まえた業務を行っていただくとともに、他の職員が行う以下の業務に対し、助言や知識の共有を行っていただきます。

今回の募集では以下の技術分野に対する専門家を求めています。

・高速炉をはじめとする試験研究用等原子炉施設、使用施設等の施設を対象とした審査に関する知識・経験を有する者

以下の(1)又は(2)に該当し、(3)及び(4)の要件に該当する者であることとします。

(1)学校教育法（昭和22年法律第26号）に規定する大学、短期大学又は高等専門学校において理学又は工学に関する正規の課程を修めて卒業した者、又はこれと同等以上の学歴を有する者

(2)学校教育法第104条第7項の規定により、独立行政法人大学改革支援・学位授与機構から学位を授与された者（第2号に掲げる者に限る。）であって、理学又は工学に関する正規の課程を修了した者

(3)以下の審査業務に係る知識・経験等を有するか、または審査に係る同知識・経験に関連する業務に従事した経験を有している者

・ 高速炉をはじめとする試験研究用等原子炉施設、使用施設等の多種多様な原子力施設に関する安全審査業務

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構大洗研究所高速実験炉「常陽」について、現在、新規制基準への適合性の審査を行っており、これらの設置変更許可に係る審査の他、今後、常陽の設計及び工事の計画並びに原子炉施設保安規定の変更に対する認可に係る審査を進めていく予定である。

　また、常陽のほかにも試験研究用等原子炉施設、使用施設等の施設について規制基準への適合性の審査を行っているところである。このため、高速炉等をはじめとする試験研究用等原子炉施設から使用施設までをカバーする幅広い審査経験、安全システム及び関連法令の解釈に関する知識・経験が必要となる。

(4)パソコンの基本操作（Word、Excel、電子メール等）が支障なく行えること。また、情報通信技術を活用した部門内の情報共有システムを活用し、適切に報告・連絡・相談を行うとともに、電子会議等に参加し、支障なく意思疎通を行えること。