2025年

地方自治の現場から、ビジネスの現場へ──政策経験を価値に変える転職

31歳 男性 私立大学法学部 卒

転職前

中央省庁 総合職相当(事務系) 係長級 常勤

転職後

大手通信・IT企業 IT・通信 事業開発

1.はじめに

新卒で行政分野に携わる組織に入庁し、地域政策や調整業務を中心に経験を積んできました。社会性の高い業務に大きなやりがいを感じる一方、組織構造上、スピードを持って改善に踏み出すことが難しい場面もあり、より主体的に動ける環境への関心が高まり、民間企業への転職を意識するようになりました。

2.前職での経験

税務・人事業務、各種プロジェクトの推進に加え、中央省庁への出向も経験しました。多様な関係者と丁寧に合意形成しながら進める行政ならではの業務は、民間でも価値を発揮できる経験だと感じています。

3.転職のきっかけ

業務を通じて社会課題解決への関心が一層強まり、行政で培った経験をよりスピード感ある環境で活かしたいと考えるようになりました。技術やビジネスの力で新たな価値を生み出す姿勢に惹かれ、「公×民」の境界を越えて課題解決に挑めるフィールドを求めて転職を決意しました。

4.転職活動で大切にした軸

転職活動では次の3点を重視しました。

・行政経験を活かせるフィールドがあること
・政策とビジネスをつなぐ役割を担えること
・スピード感と裁量を持って働ける環境であること

通信・インフラ・テクノロジー領域を中心に検討し、行政経験を土台に新たな挑戦ができる企業を選びました。

5.転職活動を通じて感じたこと

企業によって行政経験の評価軸が異なるため、自身の強みを言語化する重要性を強く実感しました。VOLVEさんには、キャリアの棚卸しや面接対策を丁寧にサポートいただき、自信を持って選考に臨むことができました。

6.おわりに

転職先では官民連携領域の業務に携わり、行政・民間双方の視点を活かした価値提供を目指しています。今後も経験を重ねながら、社会インフラの未来づくりに貢献できる人材として成長していきたいと考えています。