2024年

労働環境の改善と新たな情熱と成長を求めて、事務系総合職から組織人事コンサルへ

34歳 男性 国立大学法学部 卒

転職前

中央省庁 総合職相当(事務系) 課長補佐級 常勤

転職後

組織人事コンサルタント 経営コンサルティング コンサルタント

1 新卒時の就活、これまでの職歴

新卒時は、中央省庁しか受けておらず、それ以外の就活は全くしていませんでした。
その後、中央省庁に事務系総合職として入り、法令改正、政策に関わる政府内外の調整業務などに従事しました(その間に他省庁出向は数回経験。地方や海外での勤務経験はなし)。

2 転職理由

一番大きな理由は労働環境です。少なくとも私が現役である間は過酷な労働環境は変わらないだろうと判断し、今後の人生プランを見つめ直し、転職を決意しました。また、仕事に対する情熱や自身の成長という意味でも、年々物足りなさを感じるようになっていたため、今まさに自分がやりたいと思えることに挑戦したい思いが強くありました。

3 転職活動

新卒時に民間企業の就活経験がなかったため、初めは手探り状態で、転職経験豊富な友人に相談し、とりあえず大手転職サイトに登録したり、興味惹かれる企業を調べながら転職の軸を整理したりしていました。
私は比較的どんな仕事でも楽しめる性格なので、仕事内容よりも、労働環境や組織風土、将来的なキャリアの広がりやすさを中心にエントリー企業を検討しました。

4 VOLVEの支援

VOLVE様との御縁は大手転職サイト経由でご連絡をいただいたのがきっかけです。初面談時に、具体的な転職の軸を優先付けしてお伝えしたところ、その軸に沿った企業をその場でご提案いただき、自身が知らなかった魅力的な企業や業界の特徴などを丁寧に教えていただきました。また、その後の職務経歴書作成の際にも、アピールのポイントを採用企業目線で教えていただき、そのアドバイスは面接対策としても非常に有用でした。
民間就活も転職も初めてだった私にとって、当初、転職市場でアピールできる自身のスキルや実績が何か、そして、それをどのように伝えれば民間企業の方にも伝わるのかがよく分からず、漠然とした不安を抱えながら転職活動を進めていましたが、省庁勤務経験のあるエージェント様に相談に乗っていただき、役所内での役割・仕事内容を企業の方にも伝わる言い方に添削していただいたり、企業側から見た公務員の強みを客観的に教えていただいたりする中で、自信を持って転職活動を進めることができるようになりました。
VOLVE様にご支援いただく前に、他社エージェント数名に相談に乗ってもらったことはありましたが、VOLVE様は、初面談の時から一番私の希望に寄り添って支援してくださったので、ありがたかったです。

5 おわりに

私の場合、最終的にほぼ未経験の分野での御縁がありましたが、30代半ばという年齢もあり、未経験分野はやはりハードルが高かったです(実際に書類選考で落とされた企業も複数ありました。逆に、企業の政府渉外部門や官公庁向けコンサルは比較的選考が進みやすかったように感じます)。そのため、特に未経験分野への関心をお持ちの方におかれては、転職活動は早い段階で一度やってみることを強くお勧めします。その結果、仮に転職を決断するに至らなかったとしても、自身の志向性が明確になり現職でのキャリア設計に前向きな影響があったり、自身の市場価値を確認できたりといったメリットもあるかと思います。